おを麻

精麻(おを麻)の小売り、結び飾りのワークショップなどを開いています。
精麻とは、おを麻(大麻草)の茎の部分を、丁寧に薄く精製したものです。

おを麻は、縄文時代の遺跡から出土するほど、古来から日本人の暮らしに密接に結びついていました。衣類や布団、漁網、太鼓の縄、花火、祭祀などに使われていた記録や遺物がたくさんあります。また、非常に丈夫な繊維なので、近世まで、水道屋さんが水回りに使っていたそうです。

現在では、神社の鈴の緒やおをぬさ(祓い棒)、神職の装飾、横綱の化粧まわしに使う精麻、お盆の迎え火や送り火で使うオガラなどで目にすることが多いと思います。麻の葉模様もよく見られます。 

水でも塩でも祓えないものを祓い、本質的な祓いと清めをするとも言われるおを麻は、日本人の精神性の高さを保つためのもののひとつであったとも言われ、明治時代の教科書には「心の弱きをたすく」と書かれています。

vidaで扱う精麻は、栃木で七代続く農家さんから直接仕入れています。
経年で、どんどん白く光ってきます。

<用途例>

・縄に綯(な)う
・結び飾り
・家中にかける
・身体にのせる
・妊婦さんの腹帯に。
・瞑想時に触る。

時折風にあてるなどお手入れをお勧めします。
精麻をなでていると、幸せホルモンと言われるオキシントンが出るそうです。

販売

精麻の最新価格は下記リンクよりご確認ください。

西の魔女のうふふな日々つづり
『国産精麻の小売り*必要な方にお分けします』   【栃木県産野州麻】精麻とは、大麻草の茎の部分を、丁寧に丁寧に薄く精製したものです。大麻草は、縄文時代の遺跡から出土するほど、古来から日本人の暮らしに密接に…

・経年でだんだんと白く光ります。
・長さの目安:150~180㎝ほどです。自然な素材ですので、太さや厚さはそれぞれ異なります。
・購入希望の方は、必要枚数を添えてメールや公式LINEアカウントからご連絡ください。

精麻のワークショップ

結び飾り、しめ飾り、しめ縄、龍などのワークショップ。
麻を通して、わたしを丁寧に扱う時間のように思います。
リクエストに応じて開催します。詳細や予定はこちらをご覧ください。

西の魔女のうふふな日々つづり
『【今月の予定】サロン・ワークショップなど 1/17更新』  いつもありがとうございます。ワークショップやサロンの情報をお知らせします。  New   ●1/25㈯ 精麻龍 『おを麻*精麻の龍をうむ【①1/15 ②1/…

よくある質問と回答

Q:どこの麻を扱っていますか?
A:栃木の野州麻です。農家さんから直接仕入れています。

Q:精麻の通信販売はしていますか?
A:はい、承ります。お問合せください。

Q:結び飾りやしめ飾りの完成品の購入は可能でしょうか?
A:承ります。材料費+手数料が必要です。お問合せください。

Q:おを麻のワークショップも気になるし、サロンも気になります。
A:ありがとうございます。リトリート的に、おを麻ワークショップの前後に、サロンを利
用いただくことも可能です。お問合せください。



<精麻を綯う動画>

伝統的な綯(な)い方です。精麻をなうときは、綯い始めと反対側が絡まらないよう、時折ほどいてやってください。乾燥しているときは、水で湿らせて綯うとまとまりやすいです。


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